一般財団法人島前ふるさと魅力化財団(島根県隠岐島前)は、島根県隠岐島前3町村(海士町・西ノ島町・知夫村)と連携し、全国各地の若者を対象とした「大人の島留学」制度を運営している。
令和6年度4月11日(木)に、大人の島留学制度に参画し、隠岐島前地域に来島した大人の島留学生・島体験生約100名を対象とした「令和6年度大人の島留学歓迎式」が開催された。
3つの島における「就労型お試し移住制度」
大人の島留学制度とは、島根県・隠岐島前地域と呼ばれる3つの島における「就労型お試し移住制度」。応募対象となるのは、20歳〜29歳までの若者(大学生・社会人含む)。
滞在期間は3ヶ月〜1年から選択することができ、滞在中の働き方も多様な選択肢があるため、休職または退職して制度を活用する社会人はもちろん、会社員やフリーランスなども複業的に島に滞在しながら制度を活用することも可能。
令和6年度からは、都市部の企業も続々と海士町に参入し、地域社会・日本社会における新たな価値を地域と共に創造することを目指す。
都市と地方が共に地域の未来を創造し、新しい地域の魅力をつくっていくために、以下の「7つのプロジェクト」に取り組んでいく。
大人の島留学「7つのプロジェクト」
・都市と地方の大交流プロジェクト
・港のにぎわいづくりプロジェクト
・関係人口DXプロジェクト
・船旅DXプロジェクト
・福祉×まちづくりプロジェクト
・農業×空き家プロジェクト
・林業×ふくぎ茶プロジェクト
(坂土直隆)