愛知県知多郡美浜町の町づくりや野間埼灯台登れる化プロジェクトを行う、野間埼灯台ポータル化実行委員会は、11月3日(金・祝)11月4日(土)に「野間埼灯台 灯台の日イベント」を開催し、一般公募から選任された“現代版 灯台守”2名を、お披露目式典にて発表した。
約30名の応募の中から、選考の結果、東海市出身のプロカメラマンの男性と静岡県磐田市出身のキッチンカー運営事業志望の女性のカップルが選ばれた。
“現代版 灯台守”として半年間、活動していく
選ばれたのは、名古屋在住の仙敷裕也(35)さんと佐々木美佳(25)さんのカップル。年内に美浜町へ移住予定。“現代版 灯台守”として、11月から4月までの半年間、150万円の支給額の中で活動していく。
なお、「野間埼灯台 灯台の日イベント」は、町づくりや野間埼灯台登れる化プロジェクトを行う、野間埼灯台ポータル化実行委員会が主催したもの。
当日は、高さ18mの灯台に2日間で270人が登り、砂浜でのハンモックや灯台に投影されたプロジェクションマッピングを楽しむ人の姿が見られた。
この取り組みは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて、実施している。
(坂土直隆)